Coaching Potential

褒められると嬉しい!

4月から筋トレのプライベートレッスンを始めています。家でオンラインの仕事が多く、近所のウォーキングだけでは運動量が足りない。かと言ってジムに行くのも続かない気がする、ということで、街ではパーソナルトレーニングが流行っているようだし始めてみたのです。

そうしたらこれがなかなか楽しいのです。今までインナーマッスルを鍛えるピラティスはやっていましたが、4月から始めたのはいわゆる筋トレで外側の筋肉を鍛えるものなので、ピラティスとは違うだろうなと思っていました。

ところが意外に思っていたよりもピラティスで身についた体の動かし方や意識の持っていき方が筋トレに応用できるのです。そしてインストラクターの方が“上手です!”と褒めてくれます。これがやっぱり嬉しい(笑)

 もちろん何割か増しで言ってくれているのはわかっています。でもできている、と言われて悪い気はしない。そして言ってくれるだけではなく、場合によっては写真に撮ってくれて自分では見えない背中がどうなっているか見せてくれたりもします。これはさらにモチベーションをくすぐってくれます。

 前回の投稿でアメリカ生活について書きましたが、アメリカ人はもう褒める、褒める。頼まれたことを頼まれた通りにやっただけで “Wonderful!“Excellent!” “Awesome!と褒め言葉の嵐です。初めは子供扱いされているようで、実はあまり嬉しい言葉ではありませんでした。今でもアメリカ人からそういう風に言われることが嬉しいかと言われればその言葉そのものはそんなに嬉しくありませんが、何もそういう言葉がかけられないと「私、何か間違った?」と不安になっちゃいます。

そして日本に帰ってきた当時は、そういう褒め言葉が少ないことに慣れるのに少し時間がかかりました。ここ数年は褒めて育てることが結構強調されていますよね。

 できていないことを無理矢理褒めるのは違うし、育てるために褒めるのも違うと思いますが、その人の良いところやできているところはどこかな?という目で人を見ると、自ずとその視線は暖かくなるのではないでしょうか。そしてちょっと照れながらも、少しの勇気を持って相手の良い所を褒めてあげたら絶対喜んでくれるのではないでしょうか(誰目線?)